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2008/04/12 (Sat) 第35話 操作



午後になり、昼食も取ったなのはとヴィヴィオはハラオウン家に行くことにした。
ピンポーン・・・
「・・・は〜い。」
ガチャ。
リンディが出てきた。
「あ、こんにちはリンディさん。」
「こんにちは〜☆」
なのはとヴィヴィオが挨拶をすると、
「こんにちは〜ヴィヴィオ。あとなのはさんも。カレルとリエラはまだ学校から帰ってないから、上がってお茶でもどうぞ〜。」
なのははちょっと苦笑い・・・
ヴィヴィオはなのはの様子を少し変に思ったが、リンディの好意をありがたく頂きお邪魔することにした。
「お邪魔しま〜す。」
「どうぞ〜。」
なのはは一瞬帰ろうかなと思ったが、ヴィヴィオのことが心配なのでお邪魔することにした。
「・・・お邪魔します;」
中に入ると、アルフが子犬形態でちょこんと座ってテレビを見ていた。
「あ、アルフさんこんにちは〜。」
「こんにちは〜。」
と、ヴィヴィオとなのはが挨拶すると、子犬は女の子になった。
「お、ヴィヴィオ〜それになのはも、よく来てくれたな☆」
アルフは暇だったのだなと悟ったなのはは、
「・・・アルフさんは前線を退いてから暇そうでいいですね。」
と、言ったのは失言だった。
「暇そうに見えるかい?」
アルフはちょっと不機嫌になった。
なのはも地雷を踏んでしまったと感づいた。
「あ・・あのもしかしてホントは前線退いてから余計に忙しかったりしますか・・?」
「まあここの暮らしはすごく充実してるよ・・でも家事がちょいと・・・」
アルフはリンディがキッチンでお茶を準備しているのを確認して、
「知っての通り、お母さん(リンディ)は甘党でしょ。で、エイミィは辛党なの。」
「へ〜エイミィさん辛党なんだ〜初耳〜。で、それがどうしたんですか?」
「それで、こっちで暮らすようになって最初のほうはエイミィがご飯作ってたんだけど、どうも辛くて辛くてね。それで、お母さんが「子どもたち(カレルとリエラのこと)には刺激が強すぎる。」って言ってそれからお母さんの料理が続いたの。そしたら今度はあまあまで・・・。」
「そ・・そんな過去があったんですか・・・。で、どうなったんですか?」
なのははリンディの料理は何となく想像がついた。
「それで2人が喧嘩になる前に、間を取ってあたしが料理することになって、ことは丸く収まったの。」
「良かったじゃないですか。」
「よかない!」
「な、なんで!?」
「あたしが毎日料理しなくちゃいけないから!」
「あ、もしかしてアルフさん料理下手なんですか?」
痛いところをストレートに付いてくるなのは。
「確かに最初はホント駄目だったけど、今は随分上手くなったよ。」
「じゃあ何が問題なんですか?」
「要するにあの2人に1日たりとも料理を作らせちゃいけないってこと。」
「ん??」
「あの2人のどちらかに1日でも料理を任せれば、家に材料があっても買い物に行って、エイミィなら唐辛子・タバスコ・豆板醤、お母さんなら砂糖・はちみつ・和菓子?を大量に買ってきていけないの。」
「・・・は〜。(和菓子も料理に使うのかな・・・?)」
「そんなわけであたしが買い物をして、料理して、家計を守ってるわけ!」
「た、大変ですね・・・。」
「そう、それからカレルとリエラの魔法訓練もして・・・あ、でもこれは全然苦じゃないよ。2人が立派な魔導師に育っていってくれるのがうれしいからね。」
「(なんか家族を支えて、子どもの成長を喜ぶお母さんみたいに見えてきた・・・)」
「は〜いお茶の準備出来ましたよ〜。」
と、リンディがリビングにやってきた。
「<これだけは逃れることが出来ないんですね。>」
「<・・・うん、お茶はお母さんが絶対に譲らないの。>」
しばし、4人はリンディ特製のお茶で一服した。
そのうち2人はおいしそうに飲んでいる。
その2人のうち1人はもちろんリンディ、もう1人は・・・ヴィヴィオである!
ヴィヴィオ流石!と言っていいのかな?
と、そんなこんなしてたらカレルとリエラが学校から帰ってきた。
「たっだいま〜。」
「ただいま〜。」
「おかえり〜、ヴィヴィオもう来てるわよ〜。」
「えっ、もう!?」
「は〜い!」
どたばたとカレルとリエラがおそらく自分たちの部屋に向かって行った。
そしてさらにどったんばったん・・・
「まったく・・今日ヴィヴィオが遊びにくるの分かってるんだから、部屋の片付けくらい前もってやっときゃいいのに。」
やっぱり母親のようなことを言うアルフ。
「おまたせ〜、ヴィヴィオちゃん。さ、あそぼ!」
と、リエラがヴィヴィオを呼びに来た。
「うん!」
ヴィヴィオはリビングから出て行った。
そして、リビングに取り残されたなのは、リンディ、アルフは世間話をすることとなった。
「そういえば、エイミィさんは今日はいらっしゃらないんですか?」
なのはは急に思い出して聞いてみた。
「ええ、今日はミッド地上本部に用があるそうよ。」
「地上本部ですか?本局じゃなくて?」
「ええ、私は行き先しか聞いてないから詳しいことは知らないけど・・アルフ知ってる?」
「ううん、あたしも知らない。」
「ま、まあそれよりなのはさんの復活劇を聞きたいんだけどな〜。」
「復活劇・・って、ユーノくんと一緒に幻の温泉に行って、後遺症が治った話ですか〜?」
「そう。ユーノくんとは何かあったの?」
「(あれ、復活劇だから幻の温泉での戦いの話をするのかと思ったけど・・・まあいいや。)何かって幻の温泉の場所を探して、日が暮れたら宿で休んで・・」
「そう!宿で何かなかったの?」
リンディはうれしそう。
「宿ですか〜・・・あ、卓球しました。えへへ、ユーノくんったらすごく弱いんですよ〜・・・」
「卓球か〜良いな〜あたしも久しぶりにやりたくなってきた〜。」
アルフはのんきにそんなこと言っているが、
ガクッ。
リンディはコケる。
「(ホント、なのはさんに色恋沙汰ってもんはないのかしら・・うちのフェイトもだけど・・・)」
「・・・で、卓球終わったら、一緒に寝て〜・・・」
ブーーーーーッ、
アルフが飲んでいたお茶を吹き出した。
逆にリンディはうんうんと頷いている。
「なのは、その・・なんで一緒に寝てんだよ!」
「えっ、結構高い宿だったから2部屋とると出費がかさむから、2人一緒の部屋だったんだんですよ。」
「(な、なんだ一緒って一緒のベッドって意味じゃないよな。ちょっと早とちったね・・。)」
アルフはその言葉で安心したようだが、リンディは踏み込んだ。
「で、ユーノくんと一緒の部屋で寝て、何かあった?」
「何かってなんですか〜?」
質問を質問で返すなのは。
リンディはどう答えて良いか迷う。
「う・・え〜とほらユーノくんの様子とか〜行動とか〜。」
「あ〜そういうことですか・・」
なのはがついにリンディの質問を理解したかのようにちょっと顔を赤らめている。
リンディはユーノが遂にやったと思った。
「実は・・」
「実は?」
「ユーノくん・・」
「ユーノくんが何をしたの?」
「ユーノくん枕が変わると寝れない人らしいです。次の朝寝不足気味でした〜。」
ガクンッ!!
リンディは本気でズッコケた。
「いや〜私はどこでもすぐに眠れる性質なんで、そういう人の気持ちは分かりませんね〜。」
「あ!あたしも結構どこでも寝れるぞ〜。って言うかいつでもどこでもかな。」
「いつでもは言いすぎですよ〜アルフさん〜。」
「いやホントだって。」
「(なのはさんって自分から恋に落ちないと恋愛できない性質なのかな・・)」

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック


















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