Recent entries
2008/04/12 (Sat) 第35話 操作



着いた町は至るところで湯気が立ち昇っていた・・・
「この町って温泉がたくさんあるみたいだね。」
「うん。もしかしたらこの町の近くに幻の温泉があるかもしれない。」
と、話ながら歩いて行くと、本当に温泉街と言っていいほど温泉宿がたくさんある。
「どこに泊まろうか?旅行とかで来た訳じゃないから安い宿でいいんだけどな。なのは、安そうな宿を探そう。」
「え〜!せっかくこの世界に来たんだからそんなに宿代にこだわるのやめようよユーノくん。」
「そんなこと言ったって、何日もあるいは何十日もこの世界に滞在することになるかもしれないんだよ?僕そんなに余分にお金持って来てないよぉ。」
「えへへ、それには心配には及びません。私が今回のためにたくさん持って来たから大丈夫。ユーノくんは私のために同行してくれてるんだからユーノくんの分も出してあげるよ。」
「いや、それは男としてダメなような。」
「もう、ユーノくんはそういうところで変にこだわるんだから。いいから黙ってついて来る!」
「は〜、なのははこういうときに強引なんだから。」
「何か言った?」
「いえ、何も。」
「よし、じゃあここにしよ。」
中に入ろうとするなのは、ユーノは外観を見て、いかにも周りにある宿より立派な造りであることを知る。
「いらっしゃいませ。2名様ですか?」
受付の人が確認する。それに答えるなのは、
「ええ。2人です。」
「カップルで温泉入りに来たのですか?良いですね。では、2名様ご案内します。」
早とちりしたのか受付の人は2人をカップルと思ったらしい。まあ若い男女が温泉に来たんだ間違えてもしょうがない。
「ち、違います。僕たちはそんなんじゃ・・・あと2人別室でお願いします。」
「え〜、良いじゃない同室で。ユーノくんとお話したいことまだたくさんあるし、それに2部屋取ると余計に出費がかさむよ。」
グサッ、と痛いところを突かれてしまった。さっきまで宿代の心配をしてた男のセリフではなかった。
「でも、あの、その、若い男女2人が一緒の部屋で寝るっていうのはちょっとマズいんじゃ・・・。」
「何言ってるのユーノくん?前は私の部屋でずっと寝泊りしてたじゃない?」
「そ、そうだったね。あはは・・・(そのときは若いというより幼いときだったからだよ。それにあのとき僕はフェレットモードだったし。)」
「え〜と?じゃあお二人同室でよろしいですか?」
「はい!」
「・・はい。」
こうしてなのはとユーノは一緒の部屋で泊まることとなった。
「ふわ〜。おいしかったね。ここの料理。」
「そうだね。料理もおいしいし、大浴場はすごかったよ滝が流れてるんだもん。流石なのはが選んだ宿なだけはあるよ。」
「えへへ。そうでしょ?そういえばここって部屋ごとに露天風呂がみたいだね?」
「そうみたいだね。」
「大浴場は男湯と女湯に分かれてたけど、ここなら良いよね?・・・一緒に入ろユーノくん。」
その言葉となのはのその上目遣い、ユーノは鼻血が出そうになったがなんとかこらえた。
「な、な、な、なのは何を馬鹿なことを!!!」
「も〜、冗談に決まってるじゃない。ユーノくん動揺しすぎ。」
そんなこと冗談でも言わないでください。ユーノが誠実な男だったから良かったものの、危うくヴィヴィオが予想したとおり、おかしなことをしてしまうところだった。
ようやく興奮もとい、動揺がおさまったユーノに対し、
「じゃあユーノくん先に露天風呂に入ってきたら?」
「なのはが言い出したんだから、なのはから入るべきじゃ・・・」
「う〜ん、でも私長風呂だからね。だからお先にどうぞ。」
「う、うん。分かった。」
ユーノは露天風呂に浸かりながら外の景色を楽しんだ。満月の夜だった。
「なのは・・・元気そうにしてるけど後遺症で疲れやすくなってるはずだ。無理してなきゃいいんだけど・・・」
そしてユーノとなのはが交代した。
「ふわ〜。キモチいい〜空気もきれいだし、良い世界ずっとここにいたいかも・・・でも幻の温泉見つけて魔物を倒して私の後遺症も治してヴィヴィオのところに戻らなきゃ。うん、がんばろ!」
そしてなのはが露天風呂から揚がる。
「お待たせ。ユーノくん・・・2人ともお風呂に入ってきれいになったことだし・・・しよっか?」
またもやなのはは上目遣いで、今度は恥じらいながらユーノに言うのである。今度はユーノの鼻も耐え切れず鼻血がふきだした。
「だ、大丈夫ユーノくん!?どうしたの急に。」
ユーノが鼻血を出した理由が自分にあることに自覚がないなのは。ユーノは一応聞いてみる。
「な、何をするの!?」
「何って?温泉なんだよ!やることは卓球に決まってるでしょ?何をするかと思ったの?」
「いや別に・・・(紛らわしいんだよなのはは、あんな表情で言われたら誰だって勘違いするよ。)」
そして卓球をする2人・・・
「ユーノくん弱すぎぃ。全敗じゃない。」
鼻血で出血が多かったり、まだなのはのあの表情が頭に残っていたりと色々な要素からユーノは試合に集中出来なかった。
「あ、もうこんな時間、そろそろ寝よっか?」
そして、ようやく床に着くことができたユーノ、
「(は〜、今日は疲れた〜すぐに眠れそうだ・・・。)」
「う、う〜ん、あ〜ん・・・。」
「(って!なのはもう寝てるし・・・それにそんな喘ぎ声みたいな寝息立てないでくれぇ。)」
そんなこと思いながらチラッとなのはの方をみると、
「(なのは!寝相悪いよ〜。あ、浴衣がはだけてる・・・む、胸が見えそう・・・イ、イカン!イカンぞユーノ・スクライヤここで流れにまかせて、あんなことやこんなことしたら男としてダメだ!ダメだぞ!)」
朝・・・
そんなこんなでユーノは一睡も出来なかった。
「う、う〜ん。あ、おはよユーノくん朝早いんだね。」
「う、うん・・・顔洗ってくるよ(泣」

テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック




ふふ!初めまして! 私もなのはが大好きなのでありますよ。
【2008/01/30 19:44】 URL | チャア・アズナブル #-[ 編集]
コメントありがとうございます。
僕もなのはは大好きです。他のキャラも捨てがたいけど・・・
この二次小説では基本真面目に書くつもりだったのですが、第10話のようにドキドキ・エロエロ・ラブラブな感じな話もたまに挟んでいこうと思うのでこれからも応援よろしくお願いします。
コメント(スパム以外で)初めてもらったのでホントにうれしいです!!
【2008/01/31 02:29】 URL | イトちー #BsA3WFZs[ 編集]
こんばんわ! チャア・アズナブルです。 自分もなのはシリーズが大好きなのでありますよ! それにしても、小説書くの上手いですね!これからも訪問させていただきます。では!
【2008/01/31 19:47】 URL | チャア・アズナブル #-[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2008 魔法と魔砲?それはリリカルなの, All rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ 専門学校